シンポジウム 24日〜26日 (シンポジウム番号と講演題目は今後のプログラム編成により変わる事もあります。)

S1(特別シンポジウム):自動車へのレーザー応用最前線 〜エンジン点火からヘッドライトまで〜

【協賛】(一社)OPI協議会,可視光半導体レーザー応用コンソーシアム,(公社)自動車技術会,(一社)日本光学会,(一社)日本燃焼学会

 自動運転など進化が著しい中,レーザーの自動車への応用が加速している.ヘッドアップディスプレイ,ヘッドライトは実用化し,LiDARや光LANが導入されようとしている.レーザーエンジン点火,レーザー給電の研究も盛んであり,これらの自動車応用を取り上げる.

 (1) 「自動車へのレーザー応用最前線 〜エンジン点火からLiDAR、ヘッドライトまで〜」平等拓範(分子科学研究所)
 (2) 「高効率パワートレーンへの技術チャレンジ」志村節(トヨタ自動車(株))
 (3) 「レーザーエンジン点火」軸谷直人((株)リコー)
 (4) 「レーザー給電 〜携帯電話から自動車まで〜」宮本智之(東京工業大学)
 (5) 「自動車における光ネットワークの最前線」各務学((株)豊田中央研究所)
 (6) 「LIDARの世界動向」鷲尾邦彦(パラダイムレーザーリサーチ)
 (7) 「安全運転に貢献するヘッドアップディスプレイ」竹中博満(アルプス電気(株))
 (8) 「レーザーヘッドライトへの期待」千々松良((株)本田技術研究所)
 (9) 「自動車のレーザー加工最前線」樽井大志(日産自動車(株))
 (10)「自動車へのレーザー応用の課題と展望 〜照明、映像を中心に〜」山本和久(大阪大学)
   (講演が追加されることもあります.)

S2:光技術が拓くインフラ維持管理技術の将来展望

【協賛】(一社)OPI協議会

 土木分野におけるレーザー技術の貢献や現状の課題,将来の展望などについて実用化を目指す視点からの講演と,それらをもとに議論を行ない,土木分野におけるレーザー技術の今後の在り方についての理解を深める.

 (1) 「3D計測・認識技術のインフラ建設・維持管理への応用に関する現状と今後の展望」矢吹信喜(大阪大学)
 (2) 「レーザーによる3D計測検査」木暮繁(理化学研究所)
 (3) 「レーザーにより励起された屈曲弾性波を利用した薄板構造の損傷画像」林高弘(京都大学)
 (4) 「レーザドップラ振動計と音波照射加振を用いたコンクリート欠陥検査技術」杉本恒美(桐蔭横浜大学)
 (5) 「レーザーを用いたコンクリート欠陥検査技術」錦野将元(量子科学技術研究開発機構)
 (6) 「原子力におけるレーザー蒸発とレーザー微細加工の適用」西村昭彦(日本原子力研究開発機構)

S3:光で高めるQOL 〜感性,活性,創造性と光〜

【協賛】(一社)OPI協議会,(公社)応用物理学会フォトニクス分科会,可視光半導体レーザー応用コンソーシアム,(一社)照明学会,(一社)日本光学会

 光(自然光、人工光)は人(生物)の生活にとって非常に重要なものであるが,固体光源に関わっている我々自身も良くわかっていないところがある.レーザー学会光感性専門委員会は光と人の感性の関わりを,感性,経験の違う異分野との情報共有,議論を通して理解することを目的として昨年度に発足した.本シンポジウムは光感性専門委員会の活動紹介,人と光の感性的な関わり,人の感性に訴える光を使った技術について取り上げ,光感性について多くの方に知っていただく場とする.

 (1) 「光感性専門委員会について~きっかけ、活動内容、思い~」豊田周平(豊田産業株式会社)
 (2) 「お肌もココロもハッピーになる、効果的な光の使い方」 森靖子(株式会社レストフォー)
 (3) 「看護・介護とあかり、病院等での照明計画」山田憲嗣(大阪大学)
 (4) 「アニメーションライティングによる快適・安全社会の実現」坂田礼子(三菱電機株式会社)
 (5) 「渦巻き配線を用いたウエアラブルLEDディスプレイ」大前秀樹,岩永順子(パナソニック)
 (6) 「パネルトーク」金美善(大阪大学)

S4:光圧による物質操作の新展開

【協賛】(一社)OPI協議会,(公社)応用物理学会フォトニクス分科会,ナノ学会,(一社)日本光学会

 光圧とは光が物質に及ぼす力で, それを用いて非接触にマイクロサイズの物質を操作する光ピンセットは幅広い分野で使用されてきた.一方, 光圧は原子の運動制御にも用いられ, 原子冷却によって新規技術が開花している.これらの中間サイズのナノ物質をターゲットとした光圧の研究は, 科学研究費補助金新学術領域研究に採択されるなど, 最近大きな展開を見せている.その現状を物理学, 化学, 光学などの専門家が報告するとともに, 本シンポジウムでの学際的な議論から新たな発展を目指す.

 (1) 「光圧による物質操作の新展開」芦田昌明(大阪大学)
 (2) 「光圧を識る:光圧の理論と計測」石原一(大阪府立大学)
 (3) 「物質の共鳴・非線形・偏光応用を活用した操作手法の拡張と高度化」岡本裕巳(分子科学研究所)
 (4) 「ナノ光電場制御による分子・分子集合体の自作操作と精密化」笹木敬司(北海道大学)
 (5) 「光圧で拓く:多粒子相互作用の選択的制御による構造と現象の創造」尾松孝茂(千葉大学)

S5:光産業化を睨んだテラヘルツ光科学の最前線

【協賛】(一社)OPI協議会,(公社)応用物理学会テラヘルツ電磁波技術研究会,(一社)電子情報通信学会テラヘルツ応用システム研究会特別研究専門委員会

 テラヘルツ光科学は,レーザー技術や検出技術の向上によりに飛躍的に発展してきた.半導体光源や半導体検出器の発展は小型イメージング装置や通信への応用が期待されている.また,様々な物質での分光計測が進むにつれ,テラヘルツ光によって初めて実現できる応用分野も次第に明らかになってきた.本シンポジウムでは,まさに産業応用が始まろうとするステージにあるテラヘルツ光科学の現状と課題を俯瞰する.

 (1) 「テラヘルツパラメトリック光源の非破壊検査応用」川瀬晃道,村手宏輔(名古屋大学)
 (2) 「共鳴トンネルダイオードによるテラヘルツ発振器」浅田雅洋(東京工業大学)
 (3) 「高速テラヘルツカラーイメージングに向けての光源開発」坪内雅明(量子科学技術研究開発機構)
 (4) 「テラヘルツレーザー脱離イオン化法(仮)」永井正也(大阪大学)
 (5) 「高速・高精度テラヘルツ時間領域ポーラリメータ(仮)」渡邉 紳一(慶應義塾大学)
 (6) 「レーザー励起テラヘルツ波技術による医用計測」紀和 利彦(岡山大学)

S6:フォトニック結晶レーザーの進展

【協賛】(一社)OPI協議会,(公社)応用物理学会フォトニクス分科会,(一社)電子情報通信学会レーザー量子エレクトロニクス研究会,(一社)日本光学会

 フォトニック結晶レーザーは,世代のレーザー光源として注目を集め,近年著しい進展がみられている光源である.本シンポジウムでは,まず,大面積コヒーレントフォトニック結晶レーザーについて取り上げ,高輝度高出力動作やビーム走査技術の最近の進展について議論する.次に,フォトニック結晶ナノ共振器レーザーについて取り上げ,シリコンラマンレーザー,バイオ応用,量子非線形光学現象,シリコンフォトニクスとの融合の最近の進展について議論する.

 (1) 「イントロダクトリートーク」野田進(京都大学)
 (2) 「フォトニック結晶レーザーの進展」Menaka De Zoysa(京都大学)
 (3) 「変調フォトニック結晶レーザによるビーム走査」田中良典(京都大学)
 (4) 「フォトニック結晶シリコンラマンレーザ」高橋和(大阪府立大学)
 (5) 「フォトニック結晶ナノレーザの生体センシング応用」馬場俊彦(横浜国立大学)
 (6) 「量子ドットを有するフォトニック結晶ナノレーザの進展」太田泰友(東京大学)
 (7) 「電流注入型フォトニック結晶ナノレーザの進展」松尾慎治(NTT株式会社)

S7:ハイパワーレーザーによる高エネルギー密度科学の進展

【協賛】(一社)OPI協議会

 高繰り返し固体レーザー技術の飛躍的な発展を背景にハイパワーレーザーを用いた高エネルギー密度科学は、学術研究としても,応用面でも大きな進歩をとげ,新たな学術創成から産業イノベーション創出につながる学際研究である.この高エネルギー密度科学の一層の展開を可能とする多機能パワーレーザーシステムの構築が期待されている.本シンポジウムでは,高エネルギー密度科学の未来像を概観し,それを支えるレーザー技術の最新動向の報告から,今後の開発指針を議論する.

 (1) 「趣旨説明」兒玉了祐(大阪大学)
 (2) 「ハイパワーレーザーによる高エネルギー密度科学1 ―学術応用―」近藤公伯(量子科学技術研究開発機構)
 (3) 「ハイパワーレーザーによる高エネルギー密度科学2 ―レーザープロセス―」塚本雅裕(大阪大学)
 (4) 「次世代ハイパワーレーザー開発 1 ―高平均出力半導体レーザーの現状と将来―」前田純也(浜松ホトニクス株式会社)
 (5) 「次世代ハイパワーレーザー開発 2 ― ジャイアントマイクロフォトニクスによるユビキタス・パワーレーザー―」平等拓範(分子科学研究所)
 (6) 「次世代ハイパワーレーザー開発 3 ―高繰り返しレーザーシステム―」河仲準二(大阪大学)
 (7) 「総合討論」

S8:SIP次世代レーザーコーティング技術開発

【協賛】(一社)OPI協議会,(一社)レーザ加工学会,(一社)レーザプラットフォーム協議会

 レーザーコーティング技術は,高エネルギー密度熱源としてのレーザーの特性を十分に利用することで,製品・部品の表面に高精度かつ緻密な皮膜を形成し,新たに機能性を付与する技術である.本シンポジウムでは,内閣府が推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で開発されたレーザーコーティング技術について,最新の研究開発動向や今後の展開についての講演により,関連分野の技術革新や将来展望を議論する.

 (1) 「SIP次世代レーザーコーティングプロジェクトの成果と今後の展開(仮)」塚本雅裕(大阪大学)
 (2) 「レーザーコーティングシミュレーションコード SPLICE の開発とレーザー照射条件の導出」村松壽晴(日本原子力研究開発機構)
 (3) 「放射光X線イメージング法によるレーザー照射下金属粒溶融時空間分解計測」菖蒲敬久(日本原子力研究開発機構)
 (4) 「機能性表面改質レーザーコーティング技術の開発とその応用」山崎裕之(大阪大学)
 (5) 「高精度化を実現する直噴型レーザーコーティング装置の開発」舟田義則(石川県工業試験場)
 (6) 「直噴型レーザーコーティング技術の工作機械への応用」浅野孝平(ヤマザキマザック技術本部)

S9:レーザー誘起ブレークダウン分光法の産業応用展開

【協賛】(一社)OPI協議会,(一社)日本機械学会中国四国支部LIBS研究会

 レーザー誘起ブレークダウン分光法(Laser Induced Breakdown Spectroscopy:LIBS)は,気体,液体,固体中の元素組成をその場・リアルタイム計測可能な計測法である.LIBSは,その優れた特性より,火力発電プラント,原子力発電プラント,海洋探査,廃棄物リサイクル,構造物,鉄鋼プロセスなど,幅広い分野での産業応用展開が期待されている.本シンポジウムを通して,LIBSの特長と課題を認識し,学術面及び産業面に関する議論を行う.

 (1) 「ロングショートダブルパルスLIBSを用いたLIBS計測特性の改善」出口祥啓(徳島大学)
 (2) 「レーザー誘起ブレークダウン分光の電力設備診断への応用(仮)」藤井隆(電力中央研究所)
 (3) 「レーザー計測の福島廃炉への応用(仮)」若井田育夫(日本原子力研究開発機構)
 (4) 「原子炉内部調査におけるロングパルスLIBSの応用」松本歩(日本原子力研究開発機構)
 (5) 「炭酸ガスレーザー誘起ブレイクダウン分光によるCr価数別検出」栗原一嘉(福井大学)
 (6) 「レーザー誘起ブレークダウン分光法の水中その場元素分析への応用」作花哲夫(京都大学)
 (7) 「レーザー誘起ブレークダウン分光法の鉄鋼への応用(仮)」柏倉俊介(東北大学)

S10:空間分割多重によるさらなる光ファイバ通信の伝送容量拡大

【協賛】(一社)OPI協議会,(公社)応用物理学会光波センシング技術研究会,(一社)電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ,(一社)電子情報通信学会通信ソサイエティ,(一社)電子情報通信学会光通信システム研究会,(一社)電子情報通信学会光ファイバ応用技術研究会

 光ファイバ通信システムの伝送容量は,波長分割多重技術や光増幅技術をはじめとした数々の技術的ブレークスルーにより,これまで飛躍的に発展してきた.今後のさらなる伝送容量の拡大が期待できるブレークスルーの一つとして,マルチコア/マルチモードファイバを用いた空間分割多重技術が近年注目されている.本シンポジウムでは,空間分割多重光ファイバ通信の各種要素技術から超大容量伝送実験の結果まで幅広い領域にわたる講演により,その現状と将来を議論する.

 (1) 「革新的光ファイバへの研究開発(仮)」大橋 正治(大阪府立大学)
 (2) 「空間分割多重用光ファイバの研究開発(仮)」林 哲也(住友電気工業(株))
 (3) 「マルチコアファイバの融着接続技術」 安間 淑通(フジクラ)
 (4) 「マルチコア光ファイバ増幅技術」 杉崎 隆一(古河電気工業)
 (5) 「大容量弱結合モード多重光ファイバ伝送技術」 五十嵐 浩司(大阪大学)
 (6) 「高密度空間分割多重伝送技術(仮)」 芝原 光樹(日本電信電話株式会社)

S11:広がる光MEMSと応用展開

【協賛】(一社)OPI協議会,(公社)応用物理学会フォトニクス分科会,(一社)電気学会E(センサ・マイクロマシン)部門,(一社)日本光学会

 近年、MEMSと光学技術を融合させた光MEMSに関する研究が注目を集めている.光MEMSにより,スキャナや空間光変調素子等,光学特性を高速,且つ動的に変化させることが可能な様々な光学デバイスが実現できる.実際,これらのデバイスをOCTによる画像計測や距離計測に展開する応用研究も行われている.本シンポジウムでは,このような基礎から応用に至るまで,光MEMSに関し,幅広い内容の講演を行う.

 (1) 「MEM技術の微小光学応用 ー通信技術からバイオ・医療への展開ー」年吉洋(東京大学)
 (2) 「フォトニック構造とMEMSの融合」金森義明(東北大学)
 (3) 「構造可変金ナノグレーティングによる光位相変調」岩見健太郎(東京農工大学)
 (4) 「光MEMSデバイスの開発とOCT計測への応用」渡部善幸、高橋義行(山形県工業技術センター)
 (5) 「メタル型光スキャナを用いた測距センサの開発」増田雄一郎(船井電機株式会社)

S12:ラベルフリー生体イメージングの進歩

【協賛】(一社)OPI協議会,(公社)日本超音波医学会,(特非)日本レーザー医学会

 光を用いて生体機能分子を可視化する分子イメージング技術は,様々な疾患の早期発見や病態を把握するためのツールとして有用である.近年レーザー機器の性能向上に伴い,光音響法,第二次高調波発生,ラマン散乱分光等により,ラベルフリーで生体分子を可視化できるようになってきた。本シンポジウムは,ラベルフリー生体イメージングの現状を認識するとともに,今後の方向性を探る.

 (1) 「ラマン顕微鏡による生体組織解析」原田義規(京都府立医科大学)
 (2) 「非線形ラマン散乱を用いたラベルフリーイメージング」橋本守(北海道大学)
 (3) 「第2高調波発生光(SHG)顕微鏡 による生体コラーゲンのin situ可視化」安井武史(徳島大学)
 (4) 「質量分析イメージング法を用いた生体組織オミクス解析」池川雅哉(同志社大学)
 (5) 「多波長ハンドヘルド型光音響イメージング装置による組織性状診断(仮)」池川雅哉(同志社大学)
 (6) 「非線形光学を利用した生体光音響イメージング(仮)」山岡禎久(佐賀大学)

S13:先端レーザー医療の現状と将来

【協賛】(一社)OPI協議会,(特非)日本レーザー医学会

 現在では様々な診断・治療においてレーザーが活用されているが,小型・高出力の半導体レーザー機器や種々の導光デバイスなどの開発により,今後更なる発展が期待される.本シンポジウムでは,最先端のレーザー医療についてレーザー工学の大学・企業研究者に加え,生命医科学・歯科学研究者や医療従事者等による講演から,レーザー医療の現状と課題について認識し将来の展望を議論する.

 (1) 「皮膚・美容医療レーザーの現状と将来」西村浩之((株)ジェイメック)
 (2) 「歯科治療におけるレーザーの使用とその現状」関根伸一(大阪大学)
 (3) 「Ceralas HPD 300を使用したCVP(Contact laser Vaporization of Prostate)の経験」髙本均((一財)倉敷成人病センター)
 (4) 「光技術が切り拓く癌診断および癌治療」福原秀雄(高知大学)
 (5) 「消化器内視鏡レーザー診療の現状と展望」磯本一(鳥取大学)
 (6) 「光技術を利用した下肢静脈瘤治療の軌跡と未来」榊原直樹((福)仁生社江戸川病院)

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